東京都のM&A

東京都の経済近況

総人口は2015年をピークに、今後人口減少が進み、2040年で1230.8万人となるとみられています。あらゆる産業で平均より労働生産性が高く、特に、サービス産業全般の生産性の高さが際立っています。サービス産業の中でも、情報通信業、金融・保険業、不動産・物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業は競争力が飛び抜けています。

東京都のM&A件数 – 2020年

2020年の東京都のM&A件数はトータル2,668件で、国内のM&A件数の70%に上ります。

東京都のM&A件数

M&Aトピックス

東京都の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

東急不動産ホールディングス/レジデンストーキョー

東急不動産ホールディングスは、運営するプログラム「TFHD Open Innovation Program」を通じて、マンスリーマンション運営ベンチャーのレジデンストーキョー(東京)に資本参加しました。同社は東京23区内で約550室を運営し、全国約5000室のマンスリー事業者との紹介ネットワーク構築やマルチリンガルスタッフ常駐による言語対応、敷金礼金保証人システムの廃止など従来のマンスリーマンションにサービスを付加した運営事業を展開しています。東急不動産HDグループの東京エリアでの事業基盤を組み合わせることで、多様な賃貸ニーズに対するソリューションを提供するとのことです。

日本経済新聞社/ケップル

日本経済新聞社(東京)は、未上場株管理ツール「FUNDBOARD」提供ベンチャーのケップル(同)に資本参加しました。「FUNDBOARD」は情報やファイルを投資先情報に紐づけて一元的に管理できるツールで、投資先に対して期限付きで資料を依頼し、提出状況を一覧で確認することができます。日本経済新聞社と協力し、事業拡大、スタートアップ企業関連の事業分野で新サービスの開発・運営に取り組みます。開発・運用体制の強化を行い、安定的でセキュアなサービス運用を行うとのことです。

博報堂DYメディアパートナーズ/キャンピングカー

博報堂DYホールディングスの傘下の博報堂DYメディアパートナーズ(東京)は、キャンピングカーレンタル「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」運営などのキャンピングカー(同)に資本参加しました。同社は2009年設立、従業員11人。「キャンピングカー比較ナビ」、「こっそり農遠(農園レンタル)」などのメディアサービス事業を運営する。IoT、AI技術などを活用した新規事業の開発に取り組んでいます。モノ消費に加えコト消費サービスの拡大にも最新鋭の技術を取り入れ、国内最大級のアウトドア総合プラットフォーマーを早期に目指すとのことです。

2017年

未来創生ファンド・みずほ成長支援第2号/アールティ

トヨタ自動車などが出資し、スパークス・グループが運営する未来創生ファンド(東京)、みずほキャピタル(同)が運営するみずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合(同)は、サービスロボット、人工知能(AI)開発ベンチャーのアールティ(同)に資本参加しました。同社はAIや感覚器官となるボディ、センサーの開発を行っています。メカや回路設計のほか、制御、アプリ開発、運用などの総合力があり、調達資金で次世代型多関節ロボット試作機の開発費用に充てます。人材を幅広く採用し、経営基盤の強化を図るとのことです。

トライアンフコーポレーション/フィニス

トライアンフコーポレーションは、JP1ソリューション事業のフィニス(東京)を買収しました。同時に、傘下のインフォメーションサービスフォース(同)に同事業を譲渡する予定。これに先立ち、フィニスの他の事業(保険代理店向けソリューション事業)は井上氏が設立した別会社に移管しました。対象事業は売上高約1億5200万円。日立製作所が開発・発売するJP1に特化したシステム・エンジニアリング・サービスを提供しています。大手企業を中心とした顧客基盤と優秀な技術者を有しており、トライアンフコーポレーションは情報技術事業の拡大を図るとのことです。

メディアドゥ/MediBang

メディアドゥは、無料マンガ制作アプリ「メディバンペイント」運営ベンチャーのMediBang(メディバン、東京)に資本参加します。既存株主から1億6560万円で株式を取得するほか、4億3500万円の新株予約権付社債を引き受けます。同社は2014年設立。制作・流通双方を支援するトータルソリューションを日本語のほか海外主要言語(英語、スペイン語など)で提供しています。メディアドゥはクリエイターと著作権の確保、効率的な多言語翻訳と写植、ローカルコンテンツのマーケティングからグローバル流通、二次利用まで一気貫通のマンガグローバル事業展開基盤を構築・提供するとのことです。

2016年

リンクアンドモチベーション/あしたのチーム

リンクアンドモチベーション(LM)は、人事評価運用支援などのあしたのチーム(東京)に資本参加しました。同社は2008年設立。中小企業に特化して人事評価を中心とした人事関連サービスを展開しています。人事評価制度の運用サービスをクラウド化することで手間やコストを軽減し、中小企業でも導入しやすい価格を実現。LMは2013年11月にインキュベーション事業推進室を設置し、5-15%の出資を通じて投資先企業の価値向上を図るサービスを開始。側面支援を行うとのことです。

夢真ホールディングス/ギアヌーヴ

夢真ホールディングスは、デジタル画像管理システム開発、保守、運用のギアヌーヴ(東京)に資本参加しました。八木宏憲代表取締役、日本ベンチャーキャピタル(同)などから約2億4100万円で34.1%の株式を取得しました。ギアヌーヴは売上高2億9500万円。主にカメラで撮影した工事現場をリアルタイムで共有し、写真を用いて報告書を自動作成するなどのサービスを提供。夢真HDはハイクラスなITエンジニアの教育、育成を主な事業とする夢エデュケーション(同)を5月に設立しました。同社はギアヌーヴと連携し、建設業界IT化を促進するとのことです。

日本調剤/合同会社水野

日本調剤は、調剤薬局経営の合同会社水野(東京)を買収しました。同社は売上高27億8800万円。日本で最初の調剤薬局として知られる「水野薬局」を経営しています。現在、東京都文京区の大学病院門前に2店舗をもち、ICTを活用した効率的な店舗運営や医療安全性向上に取り組んでいます。日本調剤はこれらのノウハウを既存店舗の運営に活用。調剤薬局事業でシナジー効果を生み出し、グループの同事業展開の加速化を見込むとのことです。

※出所:レコフM&Aデータベース

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