nagasaki M&A

長崎県のM&A

長崎県のM&A・経済近況

総人口は1960年の176万人をピークに減少がほぼ一貫して続いています。製造業が少なく第2次産業は全体も減少傾向にあります。観光消費を中心とした第三次産業が中心となっています。

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長崎県のM&A件数 – 2022年

2022年の長崎県のM&A件数は9件でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 0件、地域内-地域外 3件、地域外-地域内 6件 でした。

M&Aトピックス

長崎県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 
ハウステンボス・技術センター/西日本エンジニアリング
エイチ・アイ・エス(HIS)の孫会社でハウステンボス(長崎県佐世保市)の設備、建築群総合管理業務のハウステンボス・技術センター(同)は、新設ゴミ処理施設向け機械設置工事、メンテナンス業務の西日本エンジニアリング(同)を2017年12月28日付で買収していた。ナイン・ステイツ・3投資事業有限責任組合から全株式を取得した。西日本エンジニアリングは1985年設立、売上高4億9400万円。ハウステンボス・技術センターは「ハウステンボス以外の事
 

ジャパネットホールディングス/Spornia

通信販売のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)、競技用ボールなど製造、販売のモルテン(広島市)、スポーツ事業企画・運営のスヴェンソンスポーツマーケティング(東京)などは、スポーツ動画投稿アプリ「Miez」運営ベンチャーのSpornia.(同)に資本参加する。J-KISS型新株予約権方式により総額3400万円を出資した。同社は2017年9月設立。2018年9月時点で1500超の動画が閲覧可能。調達資金で同年9月から「Miez」β版を運用する。サッカーやバスケットボールを中心とした国内ユーザーへと展開する。
 

ハウステンボス、オプティマ・ベンチャーズなど/PDエアロスペース

エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社でテーマパーク事業のハウステンボス(長崎県佐世保市)、投資業のオプティマ・ベンチャーズ(松山市)などは、宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペース(名古屋市)に資本参加した。ANAホールディングスなども追加出資した。計5社がシリーズAで総額5億2000万円の第三者割当増資を引き受けた。PDエアロスペースは2007年設立、従業員8人。日本初となる2019年内の無人宇宙飛行機による宇宙空間(高度100キロメートル)への到達、帰還を目指し、エンジン、機体の開発に本格着手する。調達資金を開発拠点の拡張、体制強化に充てる。

2017年

 

ジャパネットホールディングス/コウノウォーター

通販大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は、ナチュラルミネラルウォーター製造・販売、OEM提供のコウノウォーター(山梨県山中湖村)を2018年1月9日付で買収する。KOHNO(横浜市)から全株式を取得する。コウノウォーターは富士山麓で採水した「バナジウム富士」を家庭用ウォーターサーバーで提供する。ジャパネットHDグループは2013年から販売代理店として取り扱っていた。自社運営によるナチュラルミネラルウォーター製造・販売事業、ウォーターサーバー事業を開始する。
 

長崎自動車/島原鉄道

バス事業などを展開する長崎自動車(長崎市)は、地域経済活性化支援機構(REVIC、東京)と共同で、鉄道事業の島原鉄道(長崎県島原市)を買収する。総額1億8000万円の第三者割当増資を引き受け、90%超の株式を取得する。うち、機構は6750億円を出資する。それぞれ取締役などを派遣する。主力金融機関の十八銀行、親和銀行と長崎自動車が機構に対して支援の申込みを行い、同機構は11月10日付で支援決定した。両行は債権放棄するとともに総額1億7000万円を上限に貸し付けを行う。島原鉄道は売上高18億2200万円、従業員311人。島原鉄道線を運営するとともにバス、フェリー事業を手掛ける。人口減少に加え、雲仙普賢岳の噴火災害で被害を受け、業績の悪化に拍車がかかった。安定した経営基盤を構築し、早期に収益を改善する。
 

九州ガスホールディングス/ケンコー

ガス事業の九州ガスホールディングス(長崎県諫早市)は、鋼構造物工事業などのケンコー(同県時津町)を6月30日付で買収した。既存株主から全株式を取得した。九州ガスHDの栗林宏光社長が社長に就いた。ケンコーは1966年創業、売上高約30億4000万円。1983年にHグレード認定工場を取得した。鉄骨製作技術に定評がある。九州ガスHDは都市ガス、プロパンガスなどの製造・販売、関連機器類の製造販売を手がける。鋼材・鉄骨加工・建設事業を大きな柱に育成し、地場産業の活性化につなげる。

2016年

 

佐世保メタル/香春製鋼所

栗本鉄工所の全額出資子会社で鋳鉄、鋳鋼製品製造・販売の佐世保メタル(長崎県佐世保市)は、太平洋セメントと100%子会社の太平洋エンジニアリング(東京)がそれぞれ33.3%、66.7%出資する同業の香春製鋼所(福岡県香春町)を2017年4月1日付で吸収合併する。合併比率などは今後決定する。佐世保メタルは売上高14億1800万円。鉄鋼・砕石業界に主要な顧客を持ち、高マンガン鋳鋼・高クロム鋳鉄などの大物製品を主体とする。香春製鋼所は同16億2200万円。セメント業界に主要な顧客を持ち、耐熱鋳鋼などの中小物製品を主体に事業を展開する。国内事業の発展や新興国需要の開拓など持続的成長の実現を目指す。
 

ハウステンボス/ギャガ

エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社でテーマパーク事業のハウステンボス(長崎県佐世保市)、クリーク・アンド・リバー社は、映画配給のギャガ(東京)に7月29日付で資本参加した。第三者割当増資を引き受け、それぞれ36%、15%の株式を取得した。残りは依田巽会長CEOが21.95%、同氏が全額出資するティーワイリミテッド(同)が27.05%保有する。ギャガは「総合エンタテインメント企業」に脱皮していくことを目指し、ビジネスモデルの再構築と事業領域の拡大に取り組んでいる。経営基盤を強化する。両社とのシナジーを最大限に高め、国内海外問わず多角的に事業を推進する。
 

フードプラス・ホールディングス/サセボフーズ&ライフ

飲食業のフードプラス・ホールディングス(長崎県佐世保市)は、名村造船所の孫会社で佐世保市学校給食センターを運営するサセボフーズ&ライフ(同)を6月29日付で買収した。同じく全額出資子会社の佐世保重工業(SSK、同)から全株式を取得した。サセボフーズ&ライフは社名を「西日本ミールサービス」に変更した。従業員136人の雇用は維持する。同社は売上高約3億5000万円。フードプラスHDは和食ファミリーレストラン「庄屋」などを展開するほか、社員食堂などの給食事業も受託運営している。SSKは造船業に特化する。(発表は6月29日)

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