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岩手県のM&A

岩手県のM&A・経済近況

総人口は昭和53年から維持してきた140万人台を平成16年に割り込み、その後も減少し平成28年には126万8千人となっています。災害復旧工事や災害公営住宅建設などにより公共投資は増加し景気を押し上げています。農林水産業(リアス式海岸のような水産物の生育に適した岩礁に恵まれており、特に漁業が強い)や食料品製造業の重要性が高い県です。

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岩手県に関する直近のM&A事例

岩手県のM&A件数 – 2022年

2022年の岩手県のM&A件数は27件と過去最高でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 6件、地域内-地域外 4件、地域外-地域内 17件 でした。


M&Aトピックス

岩手県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 

岩手新事業創造ファンド1号/遠野醸造

岩手銀行などが出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)と事業創造キャピタル(新潟市)が共同運営する岩手新事業創造ファンド1号(盛岡市)が、クラフトビール醸造・飲食販売の遠野醸造(岩手県遠野市)に資本参加しました。同社は地域おこし協力隊として遠野市に移住した太田睦氏と袴田大輔氏が中心となり2017年11月に設立。地域資源を活かしたクラフトビールを提供し、コミュニティのハブとなる拠点づくりに取り組んでいます。2018年4月に同市内にコミュニティ・ブルワリー(地域醸造所)をオープンする予定です。
 

いわぎん農業法人投資事業有限責任組合/ありす畜産

岩手銀行が出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)が運営するいわぎん農業法人投資事業有限責任組合(同)が、養豚業のありす畜産(岩手県住田町)に資本参加しました。同社は2005年設立。「四原種配合豚」の肥育、精肉販売などを行っており、肥育環境の改善、増頭による生産能力の向上に取り組んでいます。調達資金を運転資金、設備資金に充てるとのことです。
 

北映商事/オートバックス宮古、オートバックス盛岡西バイパス店

カー用品小売の北映商事(盛岡市)は、オートバックスセブンの全額出資子会社で同業のみちのくオートバックス(仙台市)から「オートバックス宮古」(岩手県宮古市)、「オートバックス盛岡西バイパス店」(盛岡市)の2店舗を譲り受けました。北映商事はオートバックスセブンのフランチャイズチェーン加盟法人で、オートバックスセブンは岩手エリアの店舗経営体制を最適化し、エリア内の競争力を強化させ、経営の効率化を図ります。

2017年

 

岩手新事業創造ファンド1号/イーアールアイ

岩手銀行などが出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)と事業創造キャピタル(新潟市)が共同運営する岩手新事業創造ファンド1号(盛岡市)などが、組込み機器開発のイーアールアイ(同)に資本参加しました。同社は2003年設立。2012年に近距離無線通信規格「Bluetooth」を利用したスマホ向け情報発信端末「BLUETUS」を発表するなど、近距離無線技術を活かした製品群やセンサーネットワーク技術の開発などを行っています。
 

きたぎん六次産業化支援ファンド/海の幸ふるまいセンター

北日本銀行などが出資し、きたぎんリース・システム(盛岡市)が運営するきたぎん六次産業化支援ファンド(同)が、水産物直売所・食堂運営の海の幸ふるまいセンター(岩手県大船渡市)に資本参加しました。同社は水産業の鎌田水産(同)などが出資して7月に設立されました。鎌田水産や連携漁業者から水産物を仕入れ、観光客や地元の消費者向けに提供する施設を整備。鮮魚や加工品の直売所のほか、旬の魚介を用いたセットメニューや直売所で購入した水産物を食べられるイートイン形式の食堂を併設し運営し、調達資金で事業拡大を図るとのことです。同組合の第2号案件となります。
 

いわぎん農業法人投資事業有限責任組合/高源精麦

岩手銀行が出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)が運営するいわぎん農業法人投資事業有限責任組合(同)が、養豚業の高源精麦(岩手県花巻市)に資本参加しました。高源精麦はブランド豚「白金豚」の養豚、精肉販売などを行っており、調達資金で豚舎の新設や既存豚舎の改修を行い、生産の拡大を図るとのことです。

2016年

 

中村商会/杜陵商事

業務用食材卸の中村商会(岩手県北上市)が、同業の杜陵商事(同県盛岡市)から営業権を譲り受けました。味の素の味液をはじめ醸造加工原料の販売や、産業給食、ホテル・レストラン、東日本旅客鉄道(JR東日本)の全額出資子会社の日本レストランエンタプライズ(東京)の弁当や仕出し食材などを展開している。
 

岩手新事業創造ファンド1号/アイカムス・ラボ

岩手銀行などが出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)と事業創造キャピタル(新潟市)が共同運営する岩手新事業創造ファンド1号(盛岡市)が、岩手大学発ベンチャーで小型・精密機械装置開発・製造・販売のアイカムス・ラボ(同)に資本参加しました。同社は特許取得の「小型減速装置(マイクロアクチュエーター)」を量産化し各種機器への搭載、「ペン型電動ピペット」などの開発製造に取り組んでいます。「医工連携」での医療機器分野と再生医療関連分野への参入を目指すとのことです。
 

岩手新事業創造ファンド1号/NANAROQ

投資ファンドでは、岩手銀行などが出資し、いわぎん事業創造キャピタル(盛岡市)と事業創造キャピタル(新潟市)が共同運営する岩手新事業創造ファンド1号投資事業有限責任組合(盛岡市)が、企業向けセキュリティリスク管理、対策支援のNANAROQ(ナナロク、東京)に資本参加しました。同社はITを活用したリスク管理手法「GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)」のノウハウを活かしたセキュリティ、リスク管理ソリューションを提供。調達資金で専門人材採用や新規マーケティングを推進し、営業、製品開発体制の強化と、提供ソリューションの拡充を目指すとのことです。

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