fukui M&A

福井県のM&A

福井県のM&A・経済近況

総人口は2000年をピークに、2017年には約77万人となり、今後も人口減少が続くとみられています。製造業、化学工業の重要度が高く、中でも、繊維工業及び電子部品・デバイス・電子回路製造業の重要度が高くなっています。

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福井県に関する直近のM&A事例

福井県のM&A件数 – 2022年

2022年の福井県のM&A件数は16件でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 3件、地域内-地域外 2件、地域外-地域内 11件 でした。

M&Aトピックス

福井県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 

前田工繊/釧路ハイミール

前田工繊は、フィッシュミール、魚油製造・販売の釧路ハイミール(北海道釧路市)を買収しました。同社は1984年設立。「ハイミール」の商品名で展開しており、安定した仕入ルート、優良な販売先、高品質なフィッシュミールの製造技術を持っています。前田工繊はグループが検討している新規事業分野「ヘルスケア」事業の一環としても、釧路ハイミールの製品は食の安全と健康意識の向上で活用度が高まることが期待できると判断し、グループの事業領域の拡大を図ります。
 

サカイオーベックス/安井

サカイオーベックスは、繊維製品製造加工販売の安井(東京)を買収しました。同社は売上高約14億7200万円。サカイオーベックスは周辺事業の中でも特にテキスタイル事業を最優先の成長事業と位置付けています。ユニフォーム用途での新規顧客の獲得や販路・チャネルの拡大を図ります。商品企画力の強化やグループサプライチェーンの活用などを通して、同事業の新たなビジネス機会を創出するとのことです。
 

三谷商事/シリウス

三谷商事は、医療機器など販売のシリウス(東京)を買収しました。同社は売上高67億円、従業員30人。政府開発援助(ODA)を通じて、世界各国・地域に対し医療機器・理化学機器などの販売を行っています。海外取引のノウハウを有し、多言語に通じた人材を擁しています。三谷商事は既存事業に加え、グローバルな観点から国内外の新たな事業領域の開拓に取り組むとのことです。

2017年

 

日本ピーエス/エッチアンドビーシステム

橋梁など設計、施工の日本ピーエス(福井県敦賀市)は、非破壊検査機器開発などのエッチアンドビーシステム(東京)を買収しました。同社は売上高約1億円。超音波で橋梁の劣化を点検できる非破壊検査技術を持つ。両社はこれまで橋梁の検査法を共同開発するなどの協力関係にりました。日本ピーエスは意思決定や事業展開のスピードを速め、老朽化に伴う点検・補修需要の拡大に対応します。
 

ブレード通商/パシフィック・ベイシン・パートナーシップ

三谷商事は、2月に全額出資で設立したブレード通商(東京都武蔵野市)を通じて、バハマに所在するスパイス販売のパシフィック・ベイシン・パートナーシップ(PBP)を買収しました。同社は売上高約50億200万円(約4500万米ドル)。ベトナムでスパイスを生産・加工し、欧米地域に輸出・販売しています。三谷商事はグループの事業の大部分が国内に集中しており、東南アジアや北米地域で新規事業を捜していました。PBPの事業は安定した需要が見込まれるとともに、自社でも事業内容が理解でき、運営できると判断しました。
 

クラウン防災/栄冠商事

三谷商事は、グループのクラウン防災(福井市)を通じて、消防設備設計・施工・保守点検などの栄冠商事(同)から全事業を譲り受け、従業員18人を引き継ぎました。同社は売上高約4億円。放射線防護具や汚染外気から避難者を守るシェルターなどを取り扱っています。福井県を中心に新潟県や富山県などに販路を持ち、三谷商事は防災事業に参入します。

2016年

 

フクビ化学工業/アリス化学

フクビ化学工業は、FRP(繊維強化プラスチック)製品製造、販売のアリス化学(福井県あわら市)を買収しました。同社は個別のオーダーメイドに対応できる高い技術力を有しています。主力製品である高級浴槽や特殊浴槽は高齢者住宅・医療介護施設、リフォーム市場で高い評価を得ています。フクビ化学工業は非住宅市場とリフォーム市場を成長分野と位置付け、業容拡大を図ります。自社が提供する既存の製品やサービスの高付加価値化と多様化を実現し、グループ内での連携を通して、新技術や新商品の開発を行うとのことです。
 

江守情報/日本ケミカルデータベース

化学品商社の江守商事(福井市)を傘下にもつ江守コーポレーション(東京)は、同じく傘下で情報事業グループの持株会社である江守情報(福井市)を通じて、ケミカルデータベース事業などの日本ケミカルデータベース(JCDB、東京)を買収しました。同社は売上高6億7000万円、従業員50人。化学物質情報・法規制データベースの開発・販売・オンラインサービス提供、システム開発などを行っています。江守商事は2010年にJCDBと業務提携し、情報システム事業部門の海外製化学物質管理システムを販売してきました。江守情報は大規模な開発案件に積極的・柔軟に対応していくとのことです。
 

前田工繊/グリーンシステム

前田工繊は、園芸用ハウス、農業資材、栽培システム設計・施工・販売のグリーンシステム(福島市)を買収しました同社は売上高約19億1100万円。園芸用ハウスの省エネ技術を持っています。前田工繊は全額出資子会社で鳥獣害対策製品製造・販売の北原電牧(札幌市)との相乗効果を発揮し、農業分野の取扱商材の多様化とともに相互の販売網を活用し、グループの事業領域の拡大、収益基盤の強化を図るとのことです。

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