osaka M&A

大阪府のM&A

大阪府のM&A・経済近況

総人口は2010年をピークに、2017年には約883万人となり、今後も人口減少が続くとみられています。産業横断的に見て、サービス産業の産業構成比・労働生産性が高く、県全体としてサービス業の充実した都市型の産業構造を有しています。製造業では一国全体と似た産業構成を持っています。

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大阪府に関する直近のM&A事例

大阪府のM&A件数 – 2022年

2022年の大阪府のM&A件数は438件と過去最高でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 44件、地域内-地域外 215件、地域外-地域内 179件 でした。

M&Aトピックス

大阪府の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 

岩谷産業/マイクロ波化学

岩谷産業は、大阪大学発ベンチャーでマイクロ波化学プロセス研究開発のマイクロ波化学(大阪府吹田市)に2017年12月初旬に資本参加した。両社は金属粉、金属化合物粉の新素材開発分野で資本業務提携した。マイクロ波化学は2007年設立、従業員41人。マイクロ波技術を活用し、新素材の開発や省エネ・高効率・コンパクトな製造プロセスの実現に取り組んでいる。岩谷産業はマイクロ波を使用した次世代材料分野へ本格参入する。商品企画・マーケティングを担当し、MWCCのマイクロ波化学プラットフォーム技術を活用した次世代材料の開発を目指す。
 

オーディエー/関東食材

飲食料品卸のオーディエー(大阪市)は、同業の関東食材(横浜市)を4月2日付で買収した。全株式を取得した。全従業員を引き継ぐ。2019年12月1日付で吸収合併する。農林水産省は2018年3月30日付で「農業競争力強化支援法」に基づく事業再編計画の認定を行った。関東食材は横浜市の配送施設、配送車を有し、関東地方1都5県の外食事業者などを取引先に持つ。オーディエーは大阪府の学校給食や関西地方の外食事業者、病院・事業所給食提供事業者に食材を提供している。関東地方での本格的な事業展開を開始する。同地方では関東食材の配送施設1カ所に集約するとともに、外部委託していた配送業務を内製化する。
 

ユニバーサル園芸社/ミラージュグリーン

ユニバーサル園芸社は、シンガポールの植物販売・メンテナンス、小売会社のミラージュグリーンを6月29日付で買収する。マネージングディレクターのOw Tai Yip氏ら2人から約2億5200万円(約300万シンガポールドル)で75%の株式を取得する。アドバイザリー費用等を含めると約2億6500万円。同社は売上高約5億6400万円(約700万シンガポールドル)。ホテルを中心に植物の販売・メンテナンスをメインとして事業展開する。ユニバーサル園芸社は海外での植物のレンタルを中心としたグリーン事業を米、中国・上海で展開している。シンガポールでグリーン事業の市場拡大の足掛かりとする。海外事業の成長を加速させる。

2017年

 

ニプロ/ネクスメッドインターナショナル

ニプロは、整形外科医療機器製造、販売のネクスメッドインターナショナル(千葉市)を1月11日付で買収した。創業者である吉見俊城社長らから株式を取得した。その後も一定の条件に基づき段階取得し、完全子会社化する。同社は2011年設立、従業員87人。臨床現場で得た医師のアイデアをもとに米国開発製造子会社で製品設計開発を行っている。ユーザーニーズを迅速に製品化できる開発体制をとり、骨接合プレート、人工関節、脊椎の各領域の製品を開発・製造している。ニプロは新たな事業分野として整形外科領域を強化する。
 

ジェイアール西日本フードサービスネット/デリチュース

西日本旅客鉄道(JR西日本)の全額出資子会社で飲食事業のジェイアール西日本フードサービスネット(大阪市)は、洋菓子店運営のデリチュース(大阪府箕面市)を3月3日付で買収する。創業者の長岡末治社長ら2人から全株式を取得する。同社は2002年創業、売上高4億8200万円。箕面市、JR大阪駅に直営店を持つ。チーズケーキは全国的に高い評価を得ている。ジェイアール西日本フードサービスネットは売上拡大とともにスイーツの製造販売という新たな分野・業態への進出による業容拡大を図る。デリチュース店舗の新規出店や新業態の開発で市中展開を推進する。
 

大和ハウス工業/GROUND

大和ハウス工業は、クラウド型物流プラットフォーム提供ベンチャーのGROUND(東京)に資本参加する。業務提携契約を締結した。第三者割当増資引き受けを検討する。同社は複雑で高度な物流オペレーションの実現を目指す企業にハードウェア、ソフトウェアの両面で最適なソリューションを提供する。2016年6月に大和ハウスグループのフレームワークス(静岡市)とLogiTech分野で資本業務提携した。大和ハウス工業と次世代型物流センター(ILC)を共同開発する。大和ハウス工業は建設予定の物流施設でGROUNDの物流ロボットや開発中の人工知能(AI)による物流センター最適化システムなどを導入する。★データ追加 2017/06/27 大和ハウス工業は、6月27日付で10億円の第三者割当増資を引き受けた。有効日に2017年6月27日、金額に10億円を追加。

2016年

 

朝日新聞社/サムライト

朝日新聞社(大阪市)は、オウンドメディアなどを手がけるITベンチャーのサムライト(東京)を4月下旬に買収する。柴田泰成会長ら、グリーベンチャーズ(同)が運営するAT-I投資事業有限責任組合(同)から全株式を取得する。取締役1人を派遣する。柴田氏、池戸聡代表取締役は引き続き経営にあたる。サムライトは2013年9月設立、従業員53人。オウンドメディアの企画やコンテンツの作成、運用、ネイティブ広告の企画・制作、自社アドネットワークによる流通などを一括して請け負う。朝日新聞社はオウンドメディア分野に本格進出する。コンテンツ作成力などを相互に生かし、ウェブ広告事業を共同で強化する。
 

芦森工業/オールセーフ

芦森工業は、物流機器製造販売などのオールセーフ(横浜市)を5月26日付で買収した。既存株主から十数億円程度で全株式を取得した。同社は売上高17億7100万円。ラッシングベルトやトラックレール、エアラインレールなど、トラック用航空機用などの安全機器に始まり、近年は車いす固定システムなど介護用安全機器も展開している。芦森工業は産業資材部門で製造販売している物流省力化商品を中心とした生産体制の最適化と品質向上への協働を通して、両社の製品力の強化を図る。オールセーフの金属加工技術を用いて、自社の商品展開の拡大での事業の広域化などを目指す。
 

サトレストランシステムズ/宮本むなし

和食店「和食さと」を運営するサトレストランシステムズは、定食「めしや宮本むなし」経営のUG・宇都宮(大阪市)が3月に全額出資で設立し、会社分割により事業を移管する宮本むなし(同)を8月下旬-9月上旬に買収する。全株式を取得する。対象事業は売上高約33億6500万円。主に駅前繁華街立地で定食チェーンを展開する。関西圏を中心に71店舗出店している。サトレストランシステムズは低価格業態を拡充する。郊外型を主力とする出店立地を補完する。収益基盤強化を図る。★データ追加 2016/08/02 金額は18億5000万円、アドバイザリー費用等を含めると19億4000万円。有効日に2016年9月1日、金額に19億4000万円を追加。

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