宮城県のM&A

宮城県の経済近況

総人口は平成12年にピークを迎え、以降緩やかに減少し、平成30年には231万4千人となっています。平成23年に発生した東日本大震災からの復興需要やIoTの普及に伴う電子製品の需要は減少基調となっているものの高水準で推移しています。農林水産業、木材・木製品、パルプ・紙・紙加工品、石油製品・石炭製品製造業、またサービス産業全般の重要性が高い県です。

宮城県に関する直近のM&A事例

宮城県に関する最近の事業承継M&A

宮城県のM&A件数 – 2020年

2020年の宮城県のM&A件数はトータル36件でした。買手、売手とも宮城県内のM&A案件は8件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件は8件、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が20件(うち1件は海外の買い手)でした。

宮城県のM&A件数

M&Aトピックス

宮城県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

ジー・テイスト/オーディンフーズ

ジャスダック上場のジー・テイスト(仙台市)が、2017年8月に民事再生手続きの開始決定を受けた宅配ピザ「10.4」を展開するオーディンフーズ(北海道函館市)、飲食業の壁の穴(東京)、2017年7月に民事再生手続きの開始決定を受けた飲食店経営のタケモトフーズ(大阪府堺市)などを買収しました。各事業の維持・発展を全面的に支援し、店舗網の強化や業態の拡充を図るとのことです。

ワイワイリゾート/本別温泉グランドホテル

不動産売買のパーフェクトパートナー(北海道恵庭市)が、設立したワイワイリゾート(札幌市)を通じて、建設業の野田組(同本別町)から「本別温泉グランドホテル」(同)を譲り受けました。同ホテルは1976年開業、客室数34室。パーフェクトパートナーはホテル事業に参入し、玄関ホールや客室などの改装を進める予定です。ホテルに隣接する土地3000平方メートルも取得しており、30室規模の富裕層向けホテルや水上レストラン、花畑などを整備する計画とのことです。

グレープシティ/サーヴ

ソフトウェア開発のグレープシティ(仙台市)が、同業のサーヴ(横浜市)を買収しました。同社は1990年創業。保育園向けに会計・給与計算・資産管理・園児管理などのパッケージシステムを開発、販売しており、全国2500の保育園で導入実績があります。グレープシティは学校法人向け業務管理ソフトウェアや幼児英語教育ソリューションの開発を行っており、保育園市場に参入し、事業拡大、顧客満足度の向上を目指します。

2017年

カメイ/コダマ、アンジェリーナ、サンエイト貿易

東証1部上場のカメイ(仙台市)は、食品製造・販売のコダマ(東京)、アンジェリーナ(同)の2社を買収しました。コダマは売上高80億500万円、従業員585人。3カ所の製造工場を有し、ハム・デリカテッセン、焼き菓子・パンなどの食品製造事業、生ハムやワイン、有機食材などに特化した輸入貿易事業のほか、小売店やレストランを16店舗運営。アンジェリーナは同6億4500万円、同10人で、チーズの加工・卸売を行う食料事業を展開。カメイは食料事業(主に食肉)の製造から卸売・小売までを自社で完結させ、グループの食料事業・貿易事業の強化拡大を図るとのことです。
また、カメイは東証1部上場の伊藤忠商事(大阪市)の孫会社で高級製菓・製パン原材料輸入販売のサンエイト貿易(東京)も買収しています。

77ニュービジネス投資事業有限責任組合/ナーリン

七十七銀行が出資し、七十七キャピタル(仙台市)が運営する77ニュービジネス投資事業有限責任組合(同)が、飼料添加物、混合飼料製造販売のナーリン(宮城県大郷町)に資本参加しました。同社は主に乳牛向けのビタミン、ミネラル、カルシウムなどの飼料添加物や混合飼料を宮城県内の本社・工場で製造し、全国に販売しています。同組合の第5号案件となります。

みやぎ生活協同組合、青森県民生活協同組合、生活協同組合コープあおもり/津軽バイオマスエナジー
みやぎ生活協同組合、いわて生活協同組合/花巻バイオマスエナジー

みやぎ生活協同組合(仙台市)、青森県民生活協同組合(青森市)、生活協同組合コープあおもり(同)の3生協が、東証1部上場のタケエイ(東京)の孫会社で木質バイオマス発電事業の津軽バイオマスエナジー(同)に資本参加したほか、みやぎ生活協同組合(仙台市)、いわて生活協同組合(岩手県滝沢村)の2生協が、タケエイの孫会社で同業の花巻バイオマスエナジー(岩手県花巻市)に資本参加しました。総額1500万円の第三者割当増資を引き受け、それぞれ4.1%、0.3%、0.3%の株式を取得。同社は2013年設立で2015年12月から稼働していました。生協は再生可能エネルギーの普及拡大を目指しており、再生可能エネルギー、ことに地元産材を主燃料とした木質バイオマス発電事業により創出された電力の付加価値ある活用方法について共同で取り組むとのことです。

2016年

仙台国際空港/仙台空港ビル、仙台エアカーゴターミナル

東京急行電鉄、前田建設工業、豊田通商などが出資して2015年11月に設立した仙台国際空港(宮城県名取市)が、第三セクターで仙台空港のビル施設など事業の仙台空港ビル(同)、仙台エアカーゴターミナル(同)の2社を買収しました。宮城県、仙台市などからそれぞれ全株式を取得。仙台国際空港は2015年12月に国土交通省と仙台空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約を締結していました。滑走路などの維持管理・着陸料の収受などについては2016年7月1日の事業開始を目指し、仙台空港は完全に民営化されます。

アイリスオーヤマ/ローム

生活用品製造卸のアイリスオーヤマ(仙台市)が、東証1部上場のローム(京都市)からライティング事業を会社分割により5月に譲り受けました。LED照明器具の製造・販売部門を取得し、簡易吸収分割となります。アイリスオーヤマは2009年にLED照明事業に参入していました。新商品開発とメーカーベンダーの独自の営業を強化し、法人事業の基盤拡大を図ります。ロームは事業の選択と集中を進め、市場での競争力と収益力の強化を図るとのことです。

東北ベンチャー基金1号/インターステラテクノロジズ

起業家支援の一般社団法人MAKOTO(仙台市)が、全額出資で組成した東北ベンチャー基金1号(同)を通じて、ロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)に資本参加しました。同社はロケット開発でシステム検討から燃焼系・機械系・電気電子系と幅広く設計・加工・試験まで行えるという強みがあります。衛生運搬用ロケットでは取り扱う衛星を「超小型衛星1基」に限定し、開発・製造コストの低価格化を実現させ、ロケット打ち上げサービスのビジネス展開を目指しており、今後宮城県・福島県へのサテライトオフィス設置などを検討するとのことです。

※出所:レコフM&Aデータベース

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