群馬県のM&A

群馬県の経済近況

総人口は2000年をピークに、2017年には約195万人となり、今後も減少となるとみられています。農業・林業は全国平均以上で、地域を代表する産業となっています。第二次産業では輸送用機械器具製造業の重要度が高くなっています。

群馬県のM&A件数 – 2020年

2020年の群馬県のM&A件数はトータル25件でした。買手、売手とも群馬県内のM&A案件は6件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件が5件、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が14件(うち1件は海外)でした。

群馬県のM&A件数

M&Aトピックス

群馬県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

カネコ種苗/日東農産種苗

カネコ種苗は、農産種苗生産、販売の日東農産種苗(横浜市)から事業の一部を譲り受けました。同社が開発した野菜品種(主にパセリ・レタス・エダマメ)の遺伝資源や生産・販売事業、花き種苗の遺伝資源などを引き継ぎます。販売品種のラインナップの拡充による増収効果につなげ、品種開発に有用な遺伝資源を取得することで、品種開発力の強化を図るとのことです。

ヤマダ電機/パーソナル少額短期保険

ヤマダ電機は、賃貸住宅家財保険「賃貸保険ダイレクト」を展開するパーソナル少額短期保険(東京)を買収しました。同社は社名を「ヤマダ少額短期保険」に変更します。「賃貸保険ダイレクト」は部屋の面積で保険料が決まるほか、リーズナブルな価格と保険手続きがWEBで完結する簡便性が特徴です。ヤマダ電機は家電をコアに生活インフラとしての「住宅丸ごと提案」を行っており、親和性の高い各種保険商品を開発します。金融サービス事業の裾野を広げ、既存事業とのシナジー効果を追求するとのことです。

ヤマト/小林工業

ヤマトは、建築・土木工事請負などの小林工業(前橋市)に株式持ち合いにより資本参加しました。小林工業はヤマトの取得額を上限に市場内買付により同社株を取得します。小林工業は1880年創業、売上高51億9500万円、従業員69人。両社はそれぞれの技術、ノウハウ、データベース、サプライヤーを共有活用することで、品質保証、最適納期、コストの合理化を図るとのことです。

2017年

ヤマダ電機/FOMM

ヤマダ電機は、電気自動車(EV)開発ベンチャーのFOMM(フォム、神奈川県川崎市)に資本参加しました。同社は2013年設立。「緊急時に水に浮く超小型4人乗りEV」をコンセプトに革新的なモビリティ開発を進めています。タイでの販売を開始する方針で、ヤマダ電機は自社の店舗ネットワークの強みを活かした小型EV販売の実現、グループ店舗でのバッテリーチャージング、カーシェアリングなど次世代モビリティ・ビジネスの構築を目指します。FOMMは日本市場での本格的な事業展開を推進するとのことです。

ココパルク/日本ビューホテル

製菓業のドンレミー(東京)グループで駐車場運営・管理のココパルク(群馬県高崎市)は、日本ビューホテルからホテル「高崎ビューホテル」(同)事業を譲り受けました。対象ホテルは1983年開業、客室数109室。これまで新耐震基準への対応につき耐震補強工事や建替えなどを検討してきたが、事業の収益性などを総合的に判断した結果、2017年12月末をめどに営業を終了することを決定していました。ドンレミーはグループの木本製菓(東京)を通じて「ホテルココ・グラン高崎」(群馬県高崎市)などを運営しています。

相模屋食料/石川サニーフーズ

大豆加工食品(豆腐・油あげ・厚揚げなど)製造、販売の相模屋食料(前橋市)は、不二製油グループ本社の孫会社で同業の石川サニーフーズ(石川県中能登町)を買収しました。同じく傘下の不二製油(大阪府泉佐野市)から全株式を取得。石川サニーフーズは不二製油からの委託を受け、大豆を原料とした油揚げなどの大豆加工食品を製造しています。不二製油と相模屋食料は2014年に業務提携契約を締結し、大豆加工食品事業拡大のために協業してきました。不二製油グループ本社は事業環境が変化するなか、経営の効率化を図るとのことです。

2016年

シー・ビー・エス/オーエー群馬

事務機器販売などのシー・ビー・エス(群馬県太田市)は、同業のオーエー群馬(同県大泉町)から太陽光発電関連以外の事業を譲り受けました。従業員4人の雇用は引き継ぎます。同社は群馬県や栃木県南部、埼玉県北部などに取引先を持ち、後継者問題を抱えていました。シー・ビー・エスは商品の販路を広げるとのことです。

翔栄/ANOVA

タッチパネル製造の翔栄(群馬県伊勢崎市)は、同社と運輸業の相和物産(同)がそれぞれ45.2%出資する液晶カラーフィルター加工などのANOVA(アノヴァ、青森県六ケ所村)を買収しました。第三者割当増資を引き受け、出資比率を59.4%に高めました。アノヴァは2011年設立。液晶カラーフィルターの加工やタッチセンサーパネルの生産を手掛けています。翔栄はタッチパネルを一貫生産するメーカーで、純正カーナビ用タッチパネルでは世界シェア約6割を占めており、アノヴァの本社工場を増床し、カーナビゲーションシステム用パネルを増産します。欧米で営業拠点を拡充し、国内外でのカーナビ向けパネルの需要を取り込むとのことです。

BJホールディング/日鉄住金機工

溶接式管継手メーカー国内最大手のベンカン(群馬県太田市)を傘下にもつBJホールディング(同)は、新日鉄住金の全額出資子会社で同業の日鉄住金機工(兵庫県尼崎市)を買収しました。同社に対し、ベンカンの溶接式管継手事業部門を会社分割により譲渡し、対価として株式を取得します。日鉄住金機工の出資比率はBJHD95%、新日鉄住金5%となり、両社は溶接式環手事業を統合することで基本合意しました。日鉄住金機工は社名を「ベンカン機工」(群馬県太田市)に変更し、ベンカンの岡本昭三社長が社長にするとのことで就任。なお、ベンカンはメカニカルジョイント事業を主体とし事業継続するとのことです。

※出所:レコフM&Aデータベース

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