岐阜県のM&A

岐阜県の経済近況

総人口は2000年をピークに、2017年には約201万人となり、今後も人口減少が続くとみられています。多くの製造業で域外収支がプラスであり就業者比率が全国と比べてかなり大きいなど、岐阜県において製造業の重要度が高くなっています。

岐阜県のM&A件数 – 2020年

2020年の岐阜県のM&A件数はトータル31件でした。買手、売手とも岐阜県内のM&A案件は4件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件が13件、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が14件でした。

岐阜県のM&A件数

M&Aトピックス

岐阜県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

バローホールディングス/ファースト

バローホールディングスは、資材・工具インターネット販売のファースト(仙台市)を2月1日付で買収した。今野春行代表取締役ら2人から全株式を取得した。バローHDの和賀登盛作取締役が社長に就く。ファーストは売上高7億3200万円。「セミプロDIY店ファースト楽天市場店」などの販売サイトを通じて、プロ(職人)向け資材・工具を販売する。ガソリンエンジン溶接機、電動工具などを主力商品とし、約20万品目を取り扱う。バローHDはファーストのシステムやノウハウを基に、ホームセンター事業で店舗の品揃えを補完する機能を構築する。グループのインフラを活用してインターネット販売業の効率的運営、拡大に繋げる方針。

ヤマガタヤ産業/伊藤木工

住宅資材販売のヤマガタヤ産業(岐阜県岐南町)は、家具製造の伊藤木工(同県瑞穂市)を買収した。同社は社名を「板蔵ファクトリー」に変更した。ヤマガタヤ産業の吉田香央里取締役が社長に就き、伊藤長次郎社長は顧問となった。伊藤木工は1955年創業、従業員4人の模様。注文住宅などで使う地元産材や国産材などで家具を製造する。後継者難だった。ヤマガタヤ産業は家具製造業に参入する。デザイン力を強化し、将来的にはブランド化などで付加価値の高い手作り家具の製造販売を目指す。

ひかりホールディングス/セラミックワン

TOKYO PRO Market上場でタイル・レンガ加工のひかりホールディングス(岐阜県多治見市)は、タイル工事業のセラミックワン(横浜市)を11月1日付で買収した。石川大二郎社長ら5人から3億円で全株式を取得した。同社は1997年設立、売上高約7億9200万円。マンションなどの施工業務を中心に展開する。ひかりHDは傘下のひかり工芸(岐阜県多治見市)などがタイル・レンガ・石材などの加工を行い、ノベルストーンジャパン(同)がタイル建材輸入販売も行っている。シナジー効果を見込む。

2017年

セイノーホールディングス/ユニクラ自工

セイノーホールディングスは、各種自動車車検・点検・整備・板金・塗装などのユニクラ自工(名古屋市)を3月1日付で買収した。既存株主から全株式を取得した。同社は売上高約2億円、従業員12人。日本車両製造とデンソーのサービス代理店。セイノーHDの自動車販売事業では、外的要因による影響を受けやすい新車販売から、新車販売に頼らない整備事業を核とする経営体制を整えてきた。名古屋地区で自動車整備事業を展開する。エリアの枠にとらわれない事業の広域展開を推進していく。

バローホールディングス/本田水産

バローホールディングスは、水産加工業の本田水産(宮城県石巻市)を4月5日付で買収した。本田太社長から全株式を取得した。一部報道では金額は数億円規模。同社は売上高6億9500万円。石巻漁港、女川漁港などに仕入れルートを持つ。加工技術に優れ、主に牡蠣・鯖を原料とする商品を自社工場で加工し、多様な取引先に販売している。バローHDは調達環境の変化に対応するべく、水産物の調達・加工体制を強固にする。商品力の向上や店舗の収益改善に繋げる。

セイノーホールディングス/昭和冷蔵、ショーレイフィット

セイノーホールディングスは、倉庫業の昭和冷蔵(東京)、製氷事業のショーレイフィット(同)の2社を10月2日付で買収した。オーナー一族からそれぞれ全株式を取得した。昭和冷蔵は売上高15億8100万円、従業員50人。東京近郊3カ所(川崎、戸田、市川)に収容能力約6万9000トンの冷蔵冷凍倉庫を有する。ショーレイフィットは同2億2000万円、同3人。10種類以上の商品ラインナップを揃える。セイノーHDはコールドチェーンネットワークの拡充、3温度帯物流拠点の確保、拡大する食品市場への対応を促進する。2社のグループ会社だった小知和冷凍建設(同)などとも協力関係を保ち、コールドチェーンの確立を遂行する。

2016年

日本一ソフトウェア/フォグ

日本一ソフトウェアは、ゲームソフト開発、販売のフォグ(東京都町田市)を7月1日付で買収する。1300万円で全株式を取得する。100%を保有する宗清紀之氏が2月に逝去し、社長日本一ソフトウェアの新川宗平社長が社長に就いている。フォグは売上高約700万円。特にアドベンチャーゲームソフトのジャンルで多くの実績を有する。日本一ソフトウェアはフォグと業務委託契約を締結し、共同で製品を開発していた。アドベンチャーゲームソフトの開発など、事業拡大を図る。

鈴木栄光堂/東京どりーむ

菓子メーカーの鈴木栄光堂(岐阜県大垣市)は、洋菓子販売の東京どりーむ(東京都稲城市)を7月27日付で買収した。上松孝代表取締役らから全株式を取得した。販売拠点とパートを含め従業員19人は全て引き継ぐ。鈴木栄光堂の林尚路専務が代表者に就き、上松氏は顧問に就いた。東京どりーむは売上高3億2600万円。主に羽田空港・成田空港で「青山散歩」の商品名でケーキ、プリンなどの販売を行っている。東京・青山に直営店「青山通りのプリン屋さん」を構える。創業者が高齢となっていた。鈴木栄光堂は自社製造部門商品を東京どりーむで販売することで製造・販売のシナジー効果を創造する。

トーカイフーズ/クックサービス

トーカイは、全額出資子会社で給食事業のトーカイフーズ(岐阜県羽島市)を通じて、同業のクックサービス(名古屋市)を11月1日付で買収した。石川茂社長から全株式を取得した。同社は1990年創業、売上高10億5000万円、従業員300人。中部を中心に全国約50カ所の産婦人科医院から給食を受託している。後継者がいなかった。石川氏は引き続き経営にあたる。

※出所:レコフM&Aデータベース

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