kanagawa M&A

神奈川県のM&A

神奈川県のM&A・経済近況

総人口は2015年をピークに、2017年には約916万人となり、以降人口減少となるとみられています。大都市圏でありながら、製造業の重要性が大きく、強みも伴っています。サービス業においては、学術研究・専門技術分野が中心となっています。

神奈川県のM&A事例

神奈川県のM&A件数 – 2022年

2022年の神奈川県のM&A件数は199件でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 19件、地域内-地域外 61件、地域外-地域内 119件 でした。

M&Aトピックス

神奈川県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 

神奈川銀行・佐賀銀行/SBI地方創生アセットマネジメント

神奈川銀行(横浜市)、佐賀銀行の2行は、SBIホールディングスグループと地銀24行の共同出資会社であるSBI地方創生アセットマネジメント(東京)に資本参加しました。同社はSBIグループ全体で推進する「地方創生」プロジェクトの一環として、地域金融機関の顧客向け預かり資産ビジネスの支援と自己資金の有価証券運用の強化を目的に3月に設立。2018年下半期に運用商品の提供を開始する予定。
 

カヤック/フリープラス

カヤックは、訪日外国人向け旅行手配事業ベンチャーのフリープラス(大阪市)に資本参加しました。同社は33カ国870社以上の取引先から40万人以上の訪日客を受け入れています。カヤックは全額出資子会社で潜在移住希望者と地域をマッチングするスカウト型地域移住促進サービスを運営するカヤックLiving(神奈川県鎌倉市)を通じて、フリープラスと地方創生分野で協業。日本の暮らしや地域に対して、深く知り体験することを望む訪日観光客を対象に地域への来訪を促進するサービスを展開するとのことです。
 

アイティアクセス/ビッグバレー

イノテックの子会社でソフトウェア開発のアイティアクセス(横浜市)は、同業のビッグバレー(同)を買収しました。同社はシステム開発、クラウド技術のノウハウをベースに、AI分野で注目されている自然言語処理や対話エンジンの開発を行います。アイティアクセスはソフトウェアのインテグレーターから顧客の課題解決や付加価値創造を支援するためのサービス・インテクデーターへの転換を目指しており、両社の強みを統合し、技術力の強化、幅広い分野への応用を行うことで、高付加価値な独自サービス、製品を提供するとのことです。

2017年

 

ココカラファイン/ワイズ

ココカラファインは、保険外サービス「脳梗塞リハビリセンター」運営ベンチャーのワイズ(東京)に資本参加しました。同社は2014年設立。「脳梗塞リハビリセンター」は脳卒中などの後遺症を抱え、退院後の慢性期でもリハビリの継続を希望する人に成果コミット型のオーダーメードリハビリを提供。ココカラファインは健康保険、介護保険の枠組みを補完する「脳梗塞リハビリセンター」の共同出店、既存介護事業所への併設を行い、調剤薬局との連携による公的介護保険事業の活性化を図るとのことです。
 

神戸製鋼所/MHIソリューションテクノロジーズ

神戸製鋼所は、全額出資子会社で産業用ロボットなど点検・修理のコベルコロボットサービス(神奈川県藤沢市)を通じて、三菱重工業の全額出資子会社で環境・化学装置、機械・プラント設備など開発のMHIソリューションテクノロジーズ(広島市)から小型可搬型溶接ロボット(製品名「石松」シリーズ)事業を会社分割により譲り受けます。コベルコロボットサービスは社名を「コベルコROBOTiX」に変更。対象事業は人が持ち運べる軽さの溶接ロボットとして、建築鉄骨、造船、橋梁などで多くの販売実績があり、神戸製鋼所は両社の技術開発力の融合により商品力の向上、自動化提案の拡充を進めるとのことです。
 

ミナトホールディングス/日本ジョイントソリューションズ

ミナトホールディングスは、ウェブコンテンツ企画制作などの日本ジョイントソリューションズ(東京)を買収しました。既存株主から全株式を取得しました。同社は2004年設立。ウェブサイトの構築や広告の制作プロデュース、セールスプロモーションなどのコンサルティング業務を行っています。近年はウェブ系や業務系システムの開発に加え、業務支援に特化したアプリを開発。業務系システム開発では官公庁や金融機関の管理システムなどを手掛けています。ミナトHDはシステムソリューション事業の開発体制を強化。杉山敏美社長の知見を活かし、女性が活躍できるダイバーシティマネジメントを推進するとのことです。

2016年

 

シンニッタン/セイタン

シンニッタンは、日立金属の全額出資子会社で鍛造加工品・組立品製造、販売のセイタン(新潟県南魚沼市)を買収しました。同社は売上高37億5700万円。中小ロット生産を中心とした自動車用鍛造事業を行っており、シンニッタングループとは異なる特殊な部品群を持ち、鍛造技術も定評が高いものがあります。シンニッタンは従来以上に顧客の要望に応える成長戦略の基盤強化につなげます。日立金属は2014年に鉄鋳物サプライヤーの米ワウパカ・ファウンドリーを買収し、同社を軸とした自動車用鋳物事業のグローバル成長戦略を進めています。
 

ミナトホールディングス/TOUA

ミナトホールディングスは、破産手続き開始を申し立てた情報システム開発、技術者派遣などのTOUA(東京)からROM書き込み事業を譲り受け、取引先、雇用を継承します。対象事業はROM書き込み作業の受託業務で、1月-6月までの6カ月間の売上高は6800万円。ミナトHDはグループの事業基盤の強化、早期の収益化に資すると判断しました。
 

小田原エンジニアリング/ローヤル電機

小田原エンジニアリングは、子会社でジャスダック上場のローヤル電機を株式交換により完全子会社化します。ローヤル電機は上場廃止となります。小田原エンジニアリングは2013年にローヤル電機をTOBにより買収しました。自動巻線機事業での人員集約・拠点移転など、新製品開発のスピードアップ、短納期化や中国工場の体制強化を進め、国内工場と合わせた最適生産体制の構築に注力してきました。互いの得意分野を活かしながら、市場・技術・人材・拠点のシナジー効果を最大化するとのことです。

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