fukuoka M&A

福岡県のM&A

福岡県のM&A・経済近況

総人口は増加し続けているものの近年では微増となっており、間もなく減少に転じると見られています。県内でも4地域に区分されそれぞれに産業構造に特徴を持ち、九州随一の大都市を抱え第三次産業を中心に発展する地域に、北九州を中心として第二次産業も発達、農林水産業や地場産業、商工業など多様な文化を持ちます。

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福岡県に関する直近のM&A事例

福岡県のM&A件数 – 2022年

2022年の福岡県のM&A件数は152件と過去最高でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 32件、地域内-地域外 60件、地域外-地域内 60件 でした。

M&Aトピックス

福岡県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

 
JIMOS/インフィニティービューティー
ナックは、全額出資子会社で通信販売のJIMOS(福岡市)を通じて、美容材料・化粧品卸売、ネット通販のインフィニティービューティー(東京)を12月1日付で買収する。近藤礼子会長らから全株式を取得する。同社は2011年設立、売上高26億6800万円。モール型ECサイトでの販売で幅広いノウハウを有する。ナックは2013年にグループの通信販売事業(美容・健康事業)に参入した。モール型ECサイトでの販売ノウハウを獲得し、販路拡大を目指す。JIMOSのオリジナルブランドの商品開発ノウハウ、自社ECサイトによる通信販売ノウハウをインフィニティービューティーに提供し、同社の商品ラインナップの拡充と販売力強化を図る。
 

福岡運輸/八洲陸運

物流業の福岡運輸ホールディングス(福岡市)は、傘下の福岡運輸(同)を通じて、冷凍冷蔵運送業の八洲陸運(青森市)を9月13日付で買収した。既存株主から全株式を取得した。同社は1993年設立、売上高19億6500万円、従業員155人、車両台数146台。東北エリアに強固な基盤を有する。冷凍冷蔵食品を中心に集荷から保管、配送まで一連のサービスを提供する。定温物流事業で福岡運輸グループとの連携を行ってきた実績を持つ。福岡運輸グループは物流ネットワーク網を強化し、輸送能力の向上、物流サービスの提供を図る。本州北端の拠点は盛岡から青森まで伸び、全国の定温物流事業の拠点は計35カ所となる。(発表は9月28日)
 

丸信/はし萬商店

包装資材販売、シール・紙器印刷加工などの丸信(福岡県久留米市)は、包装資材卸販売、「パッケージプラザはしまん」運営のはし萬商店(大分県日田市)を6月1日付で買収した。全株式を取得した。同社は2011年設立。丸信は日田市近郊でもシール印刷・ラベル印刷、紙箱・化粧箱を中心としたパッケージのデザイン制作、印刷・製造販売を行う。

2017年

 

OCHIホールディングス/丸滝

OCHIホールディングスは、傘下で建材卸の越智産業(福岡市)を通じて、同業の丸滝(長野県駒ヶ根市)を2018年2月6日付で買収する。滝澤義一郎社長ら19人から全株式を取得する。同社は売上高12億5300万円。3拠点で建材・住宅設備機器の卸売、建築工事の請負を行なっている。特に、内装工事を中心とした建築分野で高いノウハウ、技術力を蓄積し、地元で確固たる地位を築いている。OCHIHDは丸滝を中核として甲信越地区での事業展開を図る。人材交流での技術、ノウハウの蓄積などを通して、事業ポートフォリオの拡充、グループシナジーを追及する。
 

丸松セム/ミモザ

衣料品卸の丸松セム(福岡市)は、婦人服・装飾品販売のミモザ(愛媛県四国中央市)を5月末頃に買収していた。オーナーから全株式を取得した。一部報道では金額は3億円程度。同社は社名を「セムミモザ」に変更した。ミモザは1959年創業。四国・中国地方7県に「ミモザ」の屋号で32店舗を展開する。イオンやゆめタウンなどショッピングセンターに入居し、30-50代の女性を主要顧客とする。家族向け衣料の「コムサイズム」などのフランチャイズ店10店の運営も手掛ける。丸松セムはアパレル小売りに参入する。流通チャネルを広げることで商品の仕入れなどに現場の声を反映させる。
 

九州旅客鉄道/キャタピラー九州

九州旅客鉄道(JR九州)は、建設機械販売・レンタルのキャタピラー九州(福岡県筑紫野市)が事業を会社分割して10月2日付で設立する新・キャタピラー九州(同)を同月13日付で買収する。全株式を取得する。現・キャタピラー九州は社名を「ウエストホールディングス」に変更する。対象事業は売上高283億600万円。米キャタピラーの日本法人、キャタピラージャパン合同会社(東京)の九州地区特約販売店として、高速道路やダム建設など九州の大規模プロジェクトを支えている。JR九州は新分野へ事業領域を拡大する。キャタピラージャパン合同会社とのパートナーシップのもと既存事業との連携でシナジー創出に取り組む。

2016年

 

総合メディカル/台薬局

総合メディカルは、保険調剤薬局・医薬品販売の御代の台薬局(東京)など(みよの台薬局グループ)を12月26日付で買収する。個人株主らから82億6300万円でそれぞれ全株式を取得する。みよの台薬局グループは7社で構成され、東京都を中心に関東圏(1都6県)、三重県、大阪府で調剤薬局91店舗を展開する。在宅医療で首都圏トップクラスの事業基盤とともに、在宅訪問服薬指導などあらゆるニーズに応えられる技術レベルとノウハウを持つ。総合メディカルはみよの台薬局グループの在宅医療の技術とノウハウを自社薬局グループ店舗の在宅医療の充実に活用する。
 

ゼンリン/アバルタ・テクノロジーズ

ゼンリンは、車載ソフトウェア開発・販売の米アバルタ・テクノロジーズ(カリフォルニア州)を9月中に買収する。創業者らから約10億円で75%の株式を取得する。同社はスマートフォン上のアプリケーションを車載機器に表示したり、スマホ上のアプリを車載機器から操作を可能にするためのソフトウェア(ウェブリンク)などを提供している。ゼンリンは国内外で培ってきたカーナビゲーション向け地図データ整備やコンテンツ整備のノウハウに加え、車載ソフトウェアを組み合わせたソリューション提供で、海外事業を中心とした事業強化を目指す。
 

福岡運輸ホールディングス/北松通運

食品物流大手の福岡運輸ホールディングス(福岡市)は、フェリー運航の野母商船(長崎県平戸市)の子会社で運送業の北松通運(同)を1月4日付で買収した。運転手100人を含む全従業員160人を引き継ぐ。金額は数億円規模。社名は維持する。同社は1935年創業。野菜を中心に扱う。福岡運輸グループは売上高約360億円。ドライバーの確保につなげる。

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