富山県のM&A

富山県の経済近況

総人口は1995年をピークに、2017年には約105万人となり、今後も人口減少が続くとみられています。一次産業では漁業及び同加工食品の重要度が高く地域を代表する産業となっています。二次産業では化学工業及び金属製品製造業の重要度が高く、特に電子部品・デバイス・電子回路製造業は、労働生産性が高く地域を代表する産業です。

富山県のM&A件数 – 2020年

2020年の富山県のM&A件数はトータル18件でした。買手、売手とも富山県内のM&A案件は6件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件が7件(うち2件は海外)、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が5件でした。

富山県のM&A件数

M&Aトピックス

富山県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

アルビス/オレンジマート

アルビスは、食料品スーパーマーケットのオレンジマート(富山市)を買収しました。木村宏代表取締役らから87.9%の株式を取得し、出資比率12.1%から完全子会社化。同氏は引き続き代表取締役を務めます。同社は売上高41億7500万円で、富山市南部を中心に4店舗を展開。アルビスは2019年3月期営業収益予想835億円。北陸三県で54店舗(富山県32店舗、石川県18店舗、福井県4店舗)を展開しています。富山県内での食品売上高のシェアを高め、早期に営業収益1000億円を目指します。

日医工/エルメッドエーザイ

日医工は、 エーザイの全額出資子会社で付加価値型ジェネリック医薬品開発、製造、販売のエルメッドエーザイ(東京)を買収しました。戦略提携の進捗に応じて段階的に株式を取得します。金額総額は171億2000万円。同社は売上高280億2600万円。日医工とエーザイはジェネリック医薬品事業の拡大と成長を目指します。エーザイが進める領域エコシステムの構築に向けた協業、同社がインド・バイザッグ工場を中心に推進する医薬品原薬(API)事業での提携を進めるとのことです。

ジャパン・フラワー・コーポレーション/ジャパンフラワーグループ

生花店「花まつ」を展開するジャパン・フラワー・コーポレーション(富山県射水市)は、伊藤忠商事の子会社で婦人アパレルメーカーのレリアン(東京)がバラ専門店「ローズギャラリー」事業を会社分割して3月1日付で設立したジャパンフラワーグループ(同)を同日付で買収しました。銀座、広尾などにある6店舗に加え、静岡県御殿場市にある農場などの運営も引き継ぎます。対象事業は年間販売数15万本。1975年から百貨店の衣料品売り場の近くなどに店を構え、自社栽培などのバラを主にギフト用に販売します。ジャパン・フラワー・コーポレーションは首都圏での事業拡大を目指すとのことです。

2017年

三協立山/コクヨ

三協立山は、コクヨからファニチャー事業のうち、店舗用什器の製造・販売などを行うストア事業を会社分割により譲り受けます。対価は金銭で約17億円。対象事業は売上高116億1900万円。小売業への店舗什器機などの販売、商業施設などの設計・施工事業を手掛けます。三協立山は「建材事業」「マテリアル事業」「商業施設事業」「国際事業」の4事業を運営。商業施設事業の事業領域拡大を図ります。コクヨは対象事業の自社単独での成長は難しいと判断。オフィス家具事業に経営リソースを集中させます。

富山環境整備/プリテック

廃棄物収集運搬、処理の富山環境整備(富山市)は、北陸電力の子会社でプラスチック製容器包装中間処理、再商品化事業、プラスチック製産業廃棄物リサイクルのプリテック(同)を買収しました。富山環境整備はリサイクル事業を幅広く展開しており、相乗効果を見込みます。

伏木海陸運送/大洋住宅

伏木海陸運送は、木造注文住宅設計・施工・販売の大洋住宅(富山市)を買収しました。同社は売上高8億5100万円。2016年末にリフォーム専用の展示場を設けるなどリフォーム事業を強化しています。伏木海陸運送は港湾事業のほか、不動産賃貸事業を手掛けており、住宅事業への参入で一般顧客との結びつきを深め、新規ビジネスの開拓につなげます。

2016年

トナミホールディングス/テイクワン

トナミホールディングスは、家電商品の配送設置工事などのテイクワン(埼玉県川口市)を買収しました。関根夏樹氏ら2人から全株式を取得。トナミHDの傘下の北関東トナミ運輸(同県熊谷市)の藤井啓一社長が社長に就きます。テイクワンは売上高約20億円。トナミHDは事業基盤の強化に取り組んでいます。ドライバーや車両不足などに対応しして物流の効率化を図り、グループの実運送力や地域密着型の配送サービスのノウハウを発揮することで、テイクワンの新たな企業価値創造や輸送サービスの高度化促進などを図ります。

金森産業/安全性研究センター

化学品専門商社の金森産業(富山県高岡市)は、工作機械メーカーのスギノマシン(同県魚津市)の全額出資子会社で環境調査分析の安全性研究センター(富山市)を買収しました。子会社のカナモリ技販(同県高岡市)の分析センターを統合させます。金森産業は事業規模を拡大し、公害防止や環境安全のための測定・分析を行う環境計量証明事業の強化を図ります。

ヤングドライ/ミツワクリーニング

クリーニング店運営のヤングドライ(富山市)は、同業のミツワクリーニング(三重県四日市市)からクリーニング店を譲り受けました。四日市市や鈴鹿市など三重県北部の5店舗を取得。対象店舗はショッピングセンターなど商業施設内にあります。業務提携し、3月から三重に店舗を開設。ヤングドライは中部に約60店舗、関西に約25店舗を展開しており、2015年には愛知と滋賀に工場を兼ねた支店を開設しました。三重に進出し、事業展開を強化するとのことです。

※出所:レコフM&Aデータベース

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