千葉県のM&A

千葉県の経済近況

総人口は2010年をピークに、2017年には約625万人となり、今後も減少となるとみられています。運輸・郵便業を中心にサービス産業の重要性が特に高くなっています。また第二次産業では重化学工業の重要度が高くなっています。

千葉県のM&A件数 – 2020年

2020年の千葉県のM&A件数はトータル62件でした。買手、売手とも千葉県内のM&A案件は6件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件が24件(うち2件は海外)、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が32件(うち5件は海外)でした。

千葉県のM&A件数

M&Aトピックス

千葉県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。

2018年

イオン/ビオセボン

イオンは、仏でオーガニック専門スーパーマーケットを展開するビオセボン(BCB)に資本参加しました。イオンとBCBを傘下に持つMarne & Finance Europeは、2016年5月にビオセボン・ジャポン(千葉市)を設立し、「Bio c' Bon」ブランドで7店舗を展開しています。イオンとBCBは日本、仏でのオーガニック商品開発やサプライチェーン構築などの事業戦略の議論を深め、緊密な連携体制を構築し、グループをあげて日本でのオーガニック市場の創出・拡大を牽引するとのことです。

K&Oエナジーグループ/WELMA

K&Oエナジーグループは、地熱調査井、蒸気井、還元井堀削、維持修繕などのWELMA(福岡市)を買収しました。WELMAは2013年7月設立、売上高14億6000万円。地熱、温泉、鉱物などの地下資源開発に関わる調査や工事、地震観測井の堀削などに実績を有します。K&Oエナジーグループは新規事業として自然環境にやさしい再生可能エネルギーに注力。WELMAとの連携により地熱発電関連事業に参入し、同社の堀削技術を活かしてグループの既存事業との融合を図るとのことです。

バインド・ギアコーポレーション/熊谷製作所

バインダー用金具販売のバインド・ギアコーポレーション(千葉県松戸市)は、バインダー用金具製造の熊谷製作所(同)を株式交換により買収しました。バインド・ギアコーポレーションは1999年に設立。世界最大手のバインダー金具メーカーである香港の国際文具製造厰の総代理店として同社製品の輸入販売を手掛けます。一体となって製品開発力の向上を図るとのことです。

2017年

スタートトゥデイ/カラクル

ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、九州工業大学発ベンチャーでソフトウェアなど開発のカラクル(福岡市)を買収しました。同社は2012年設立。機械学習アルゴリズムの開発や大規模データ解析の領域で高い知見を有した開発チームを擁し、ファッション業界での業務システム構築やアプリ開発の分野でも多くの受託開発実績を有します。スタートトゥデイはカラクルの開発チームの知見を活用することで、成長を実現するおのことです。

明治物産/Sailor Automation, Inc.

産業用ロボット・部品販売・メンテナンスの明治物産(千葉県松戸市)は、同社が45%、セーラー万年筆が55%出資する産業用ロボット販売・メンテナンスの米Sailor Automation, Inc.(カリフォルニア州)を買収しました。セーラー万年筆から36%の株式を取得し、出資比率を64%に高めました。Sailor Automation, Inc.は売上高6億4100万円。セーラー万年筆の北米戦略の見直しとグループ内事業再編の一環とのことです。

イオンモールキッズドリーム合同会社/カンドゥージャパン

イオンモールの全額出資子会社でテーマパーク企画・運営などのイオンモールキッズドリーム合同会社(千葉市)は、レストラン併設型子供向け仕事体験型テーマパーク「カンドゥー」(同)を経営するカンドゥージャパン(同)から事業を譲り受けました。同社は社名を「SNエンタープライズ」(東京)に変更。カンドゥージャパンは2014年1月にイオンモール幕張新都心(千葉市)で「カンドゥー幕張新都心」の営業を開始。初期の設備投資が負担となったほか、集客が想定を下回り債務超過となっっていました。負債総額は約21億4500万円。

2016年

ナノキャリア/TPGバイオロジクス

創薬ベンチャーのナノキャリアは、台湾証券取引所上場でバイオ医薬品製造受託研究サービスのTPGバイオロジクスに資本参加しました。同社は従業員22人で、抗体などバイオ医薬品の製造に関連した技術を持ちます。ナノキャリアのADCM(Antibody/Drug-Conjugated Micelle)とTPGの技術を融合し、新しい技術基盤を確立。新たな製品価値を確立し、新規のパイプライン拡充を目指すとのことです。

オートバックス京葉/ビクトリーアンドアソシエイツ

オートバックスセブンの子会社でカー用品小売のオートバックス京葉(千葉県市川市)は、オートバックスセブンのフランチャイズチェーン加盟店であるビクトリーアンドアソシエイツ(同県成田市)を買収しました。「オートバックス・成田店」、「オートバックス茂原高師店」の2店舗を取得。オートバックスグループは千葉エリアの店舗経営体制を最適化し、エリア内の競争力を強化させ、経営の効率化を図るとのことです。

エスアイアイ・セミコンダクタ/日立製作所

セイコーホールディングスの傘下のセイコーインスツル(SII、千葉市)の子会社で半導体製品製造・販売のエスアイアイ・セミコンダクタ(千葉市)は、日立製作所から医療機器用IC事業を譲り受けました。医療機器用IC製品、知的財産所有権、測定機器、開発エンジニアなどを取得しました。エスアイアイ・セミコンダクタは医療機器向けのIC事業に参入。将来的には応用製品の開発など事業拡大を目指します。同事業について引き続き日立製作所と互恵的なパートナーとなり、顧客へきめ細かいサービスを提供。日立製作所の事業ポートフォリオ見直しの一環です。

※出所:レコフM&Aデータベース

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